彩乃:こちらのファンクラブはいつ発足されたのですか??大谷:はい、2000年の1月に発足しました。でも早いものでもう会員が200名を超えました。 彩乃:もうそんなに会員がいるんですか!!英人さんの絵の魅力ってすごいですね。こちらのファンクラブは英人さんや画廊さんが直接作ったものではなく、ファンが集って公式のファンクラブを作ったと伺ったのですが、どの様にしてこの様な形のものになったのですか? 長田:英人先生の作品を紹介している遊大使画廊のHPを見ていた人たちが、英人先生の作品についてメールなどで語り合っていたのが集るキッカケでした。 大谷:おや、もう忘れてしまったんですか?見ているだけではなく自分たちでファンの人たちだけで作るHPを作りたいと長田さんが言ったのが直接の発端だったんですよ。 長田:あっ、そういえば!! 大谷:先ほど話した通り、遊大使画廊のHPの中のBBSでメール交換などをしているうちに全国から英人さんについて話したいという人が増えてきて、次第にファン同士直接あって語り合いたいということになったんです。もう合ったときは楽しくて楽しくて!!これが私たちが起こした行動の一番最初だったんですね。 長田:でも私たちだけではきっとこんなに早く英人先生とお近づきにはなれなかったと思います。
大谷:そうですね。遊大使画廊を経営している増田さんがいなければ色々と越えるのは難しい問題がたくさんあったと思います。 (写真右:遊大使画廊の増田社長と彩乃) 長田:今回のこの企画も増田さん主体でセッティングしてもらいましたから。 彩乃:縁の下の力持ち的存在なんですね!!本人が造ったものではないファンクラブを正式に公認してもらうという事はそう簡単な事ではないですよ。 |
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小野寺:私たちがファンクラブを作った後、やはり先生に公認してもらいたいということで、先生にお願いをした所、OKを出してもらえて・・・先生はホント素敵な方です。本当にこの時は嬉しかったですね!! 長田:だって、個人で行動するよりも集団で集った方がいろんな事が出来ますし、意見の交換を頻繁にすることで色々な情報が手に入れることが出来ますからね。 大谷:そうですねえ。会報の発行などをしています。英人さんについての知識を深める目的で。でもそれだけではないんです。私たちのファンクラブは英人さん公認の物ですから、英人さん直筆、直画のページとかもあるんです。嬉しいことです。これは夏の会報なんですが、ホラこれ!!これは英人さんが描いた自画像なんですよ。 彩乃:わー。なんかいいですねこの絵のカンジ!!英人さんが自分のことをこんな風に捉えて描くなんてなんだか意外です。アハ、ビール持ってふらふらしてますよ。うーんでもさすが英人さん。いろんなところに細かい細工がしてありますね。 大谷:そうでしょう!!色もグラデーションなんかが効いてて。彩乃:この他には何をしていらっしゃるんですか? 長田:そうですね、私たちのファンクラブの目的の一つに、”絵を売る人には出来ないことをしよう!!”という事でやっていきたいと思っているんですが、その一つとして、絵の保存に関してとても重大な役割を果たしている額をはずしてみよう、という会を開いたんです。 彩乃:額をですか!! 大谷:はい。額の中というものは色々な工夫がされているところなのです。絵というものは紙に書かれているものなんでやはり痛みやすい物なんです。額の後ろを支えているベニヤ板がありますよね。このベニヤ板そのものがきちんとした素材でないと絵を傷めてしまう事があるんです。 彩乃:へー知りませんでした。額はただ絵を覆っているだけかと思っていました。 大谷:はい、普通の人は分からない知識ですからね。ひどいものになると絵に直接セロハンテープで固定してある物もあるんです。 彩乃:それはひどい!!セッカクの絵が自分のせいではなく知らないうちにだめになってしまうなんて。なんとも悔やみきれないですよ!!大谷:でもこういうところは絵を売っている人も関心が行かない部分でもあるんです。ほとんどが額に関しては業者さん任せになっていますね。だからどんなにひどい額装をされている絵でもかまわず売ってしまうんです。ひどい人になると知っていて売るひともいますけど・・・。 |
長田:そこで私たちは額縁屋さんを呼んで、会員が持っている絵を額から外して見てみたんです。どんな額装をされているのかって。
勿論きちんとされている人もいましたが、思っていた以上に適切な処理をしていない物がありました。
彩乃:これからはどのようなことをしていきたいですか? 大谷:そうですね、今まで私たちは英人先生の展覧会などは用意されたものを見に行くという形でした。でもこれからはこんな事をしてほしい、こんなものを展示してもらいたい→それなら自分たちで企画してやっちゃえ!!という形で自分たちの手で英人さんの展覧会などをやっていきたいと思っています。例えば、版画になっていないもの、またラベルだったり、本の一部に載せられたものなどひとの目にあまり触れていない物をみんなに見てもらいたいと思っています。 長田さん:どんなものでもいいと思うんですよ。例えばテレフォンカードやペン立て、以前英人さんが手がけたミスタードーナッツの空箱でも。こういう物がきれいに保存されていたらとっても貴重だと思うんです。 小野寺さん:こんなのものもあるんですよ。ホラこれ 彩乃:なんですかこれは?英人さんの絵が入っているカードですね。あっ銀行のキャッシュカードですねこれ!!
小野寺さん:はい。英人さんのファンの方はわざわざここで口座を開いて持っている方が多いんです。 彩乃:すごい人気ですね。 大谷:今は逗子や鎌倉での活動がほとんどなんですが、英人先生をつれてどこかでなにかをしようとするにはもうちょっと会員が必要なんです。ですからもう少し会員が増えたら先生をつれてどこかに行って見たいですね。 (ファンクラブ集合です:前列左からMEGUさん、JUNさん、英人先生、田村会長、KANさん、KEMOさん。後列左からNAOYUKIさん、AERTSさん、JINさん、植松夫妻、HIROさん、インタビュアーの彩乃。 |
この後にEIZIN CLUBの会長である田村さんと英人さんとの会談があり、英人さんの新しい技法についての説明を中心にEIZIN CLUBについての今後の抱負や期待などを織り込ませながら、素敵な雰囲気の中会談が進んでいきました。(写真右は会談前の打ち合わせ。右から英人先生、田村会長、遊大使画廊の増田社長)こんなにも著名な方なのに、ファンの方と親しく接してくれる気さくな英人さんに感動して、私は以前より私はもっとファンになってしまいました。
今回は英人先生の御自宅に招待して頂いて本当に有り難うございました。こんなすてきな家を初めて見た!!と思わず飛び跳ねてしまうほど素敵な家で、色々な国から集められた大小のろうそくや違う素材で出来ている沢山のソファー。本当に薪を使う暖炉や自然光の入る天井などもう言い尽くせないほど家全体が素敵でした。どれもいいものなのに決して気取ることのないEIZINさんのセンスにも脱帽です。また今回は遊大使画廊さんの協力あってのセッティングでした。この場を借りて御礼申し上げます。最後にEIZIN CLUBのみなさん。何かを企画するということは大変ですが、頑張ってFAN CLUB主催の展覧会を成功させてください。応援してます!! |